Dr.Kこと徳武 弘文さんから、Catalinbreadのレビューをいただきました!


Dr.Kこと徳武 弘文さんから、Catalinbreaのエフェクターについてレビューをいただきました!
まずはこのPareidoliaについてです。

面白いですね、確かにトレモロとは異なります。薄らフェイザーっぽいと言うかユニバイブっぽいと言うか、でも説得させられますねこの音は。
私に取っては少し懐かしいサウンドに聞こえます。

1961年製Fender Twin Ampに搭載された「Vibrato」は実はトレモロだったと言われています。
しかし、その音色はただのトレモロではなく、もっと美しい、驚きの音色を作り出します。
Catalinbreadではこの「Vibrato」を分析し、ついにそのサウンドを再現しました。
Catalinbread Pareidoliaはヴァイブでもなく、フェイザーでもなく、トレモロやフィルターでもない・・・数々のプレイヤーを虜にした魅惑のモジュレーションを作り出します。
あとは何も考えずに音を出すだけ。感情が作り出すフレーズを自在に弾きこなしましょう!

コントロールはシンプルですが非常にパワフルです。
depthコントロールは、音色がほんの少し揺らめくような設定から、海面のうねりのような揺れにまで対応します。
rateコントロールは非常にゆったりとして甘いフェイザーのような設定から、軽快で速い揺れまでをカバーします。
Volumeコントロールは、ON時とOFF時のバランスを調整するのはもちろんのこと、depthコントロールを最小に設定すれば非常に独特で素晴らしいブーストサウンドを作り出すことも出来ます。

PareidoliaはDC9〜18Vセンターマイナスアダプターまたは9V電池で動作します。
18Vで駆動すると、エフェクトの掛かりが明瞭になります。特にフロントピックアップで効果的です。
また、Pareidoliaは他の歪みと組み合わせても良い結果が得られます。
歪みの前、後、または前後に挟むように接続する等、いろいろな方法をお試し下さい。


 

さらに、日本限定仕様のベルエポツクについても、レビューをいただきました。
徳武さんは、すでにBelle Epochをお使いです。(サブエフェクトボードに組み込まれています。

タイムが少し伸びた分慣れないせいかコツが要るような気がします。でも1000msは目安として有り難いです、外観は見事ですね、何故かレトロに惹かれるデザインです。
トゥルーバイパスよりバファー入れた方が好みです、トータルで丸い音の感じがします、使い易いですね。

Catalinbreadでは、EP-3の全てを組み込み、Echoplexがそれ自体で楽器として使えたように、Belle Epochもそうなって欲しいと考え、開発を行いました。

そして完成したBelle Epochには、以下の様な特性を設けました。

・EP-3と同じオーディオパスとミキサーを実装。ディレイラインDSPベースですが、本物のEchoplexのサウンドとレスポンスにできる限り近づけられるよう、丁寧なチューニングを繰り返し行いました。

・Catalinbreadは、EP-3と同じゲインのオールディスクリートプリアンプを新たに設計しました。オリジナルのプリアンプよりもタッチセンシティビティに仕上げ、ダイレクトギターシグナルはこのプリアンプだけを通ります。バッファステージやOpampは一切通りません。さらに、Belle Epochのプリアンプはオリジナルの固定電圧式と異なり、9〜18Vで駆動します。こうすることで、より広くトーンを作ることが出来ます。

・Belle Epochでは、Echoplexの持つ80〜800msのディレイタイムと同じディレイタイムに対応しました。これにより、Echoplexと同じ使い方ができるようになりました。スラップバックサウンドからブライアン・メイまで、数々の名演が蘇ります。

・Echo Delayコントロールには、オリジナルのスライダーと同様、ラグを設けています。ディレイタイムを一気に動かすと、一足遅れてディレイタイムが変わる、Echoplexと同じ動作をさせることができます。特に発振させている間などには、これが非常におもしろい効果を作ります。実際にテープの上をヘッドが動いているような感覚でプレイできます。

・Catalinbreadでは、EcoplexのEcho Sustainコントロールのフィードバックの動きを研究し、シングルリピートから完全な自己発振まで、同じ動きを再現しました。発振せずにいつまでもリピートが続くような設定をはじめ、様々なスイートスポットがあります。Belle EpochのEcho Sustainノブを動かせば、すぐに欲しい音が見つかります。

・Modコントロールでは、Echoplexと同様、ランダムなワウ・フラッター効果が得られます。

・Belle Epochでは、EP-3のRecod Levelコントロールも再現しました。軽く、空間的なリピートからグランジを思わせる太く歪んだリピートサウンドまでを作ることが出来ます。このコントロールは、特に重要な最初の残響を主にコントロールします。このコントロールにより、エコーを繰り返さなくても薄く静かなアンビエンスを付加でき、また、リズミックなエコーソロに最適な、ドライシグナルよりも大きくざらついた、ラウドでダーティなエコーを作ることもできます。

・Mixコントロールは、本物のEP-3と同様、完全なドライから完全なウェットまで、自在なバランスでミックスすることができます。EP-3における“Echo Volume”ノブと同じ働きをします。

・内部にあるトリムポットは、Belle Epochのディスクリートプリアンプのゲインとヴォリュームをプリセットできます。ユニティゲインからラウド、ファズブーストなどの効果を作ることもできます。強くアタックすれば素晴らしい飽和感を持ったサウンドとなります。

・内部の切り替えスイッチは、トゥルーバイパスとバッファードバイパスの切替です。バッファードバイパス時には常にBelle Epochのプリアンプを通り、またエフェクトOFF時にも残響が即座に途切れない“Trails”モードとなります。トゥルーバイパスモードで、内部トリムポットのゲインを高く設定すれば、ペダル1つでゲインアップとエコーをかける、リードに最適なペダルになります。

・Belle Epochは9〜18Vで駆動します。18Vで駆動すれば、より高いヘッドループとパンチが得られます。


徳武さん、ありがとうございました!
 

美しすぎるPareidolia


Catalinbreadは、ビンテージTWINアンプに搭載された"Vibrato"と書かれたエフェクトを「Harmonic Mesmerizer」と名付けました。
Mesmerize、「魅了する」「催眠術をかける」という意味の言葉です。従来の音量を上下させるトレモロエフェクト、音程をなめらかに動かすビブラートエフェクト、そのどちらとも違ったモジュレーションに、人々は魅了され続けます。

Pareidoliaサウンドは、「Harmonic Mesmerizer」サウンドを完全に再現します。
当時のアンプに搭載されていたのと同じ、RateとDepthコントロールと、コンパクトエフェクターとして独立させるためのVolumeコントロール。ただただシンプルな3つのコントロールノブにより、魅力的なこのサウンドが実現します。
 

こちらは、本物のビンテージTWINアンプのビブラートサウンド
 

そしてこちらが、Pareidoliaの作るモジュレーションです。

いかがでしょうか。
一度ONにするとあまりに気持ち良すぎて、OFFにするのがもったいなく感じてしまうほどです。気付けば数時間経っている・・・そんなことがあるかもしれません。
Pareidoliaは、美しすぎて危険です。

魅惑のTweedサウンドをエフェクターで!

昨日はDirty Little Secretを使い、マーシャルサウンドエフェクターで作り出すことをご紹介しましたが、ブリティッシュを代表するマーシャルに対して、アメリカを代表するクラシックアンプ、Fender Tweed Ampをエフェクターで再現してみましょう!

「歪み」のイメージが非常に強いMarshallアンプに対して、Fenderアンプというと煌びやかなクリーンというイメージがあるかもしれませんが、50年代から60年頃に作られていた、ツイードにつつまれたころのアンプは、実は「歪む」アンプでした。その音色を求め、エリック・クラプトンをはじめ数多くのアーティストがツイードアンプを使用しています。

では、本題に入りましょう。
Fender Tweed Ampの音色をエフェクターで作る。最近はアンプサウンドを再現したエフェクターが多数制作されていますが、非常に有名で人気のあるアンプであるにもかかわらず、意外にTweedアンプ系のエフェクターは多くありません。
Catalinbread Formula No.5は、Fender Tweedアンプの歪みを作り出す、数少ないエフェクターの1つです。


Catalinbreadならではの、フルチューブアンプの「レスポンス」と「粘り」を両立する絶妙なチューニングが施され、クラシックツイードアンプさながらにギターのノブでゲイン量を自在にコントロール
伸びやかでありながら、スピーカーがびりびりと震えるような独特の質感のある歪みを再現しています。

また、ツイードアンプならではのサウンドとして、アンプに搭載されていた「Vibrato」エフェクトの存在が挙げられます。
このエフェクトは、いわゆる「ビブラート」江フェクトでもなければ「トレモロ」エフェクトでもない、独特のモジュレーション効果を得ることができました。

聴いていただくと分かるとおり、トレモロやビブラートエフェクトに非常に近い音色ながら、コーラスやフェイザーなどのような回転感のある効果も付加されており、非常に複雑で立体的なモジュレーションを得ることができます。

そして、この効果を完璧に表現したのが、Catalinbread Pareidoliaです。


これはほとんど完全再現といって良いのではないでしょうか。Depth Rateだけでなく、OFF時とON時の音量調整が行える、Volumeコントロールを搭載しているところも、プレイヤーの望むものを押さえていてとても素晴らしいです。

Catalinbread Formula No.5と併せて使えば、まさにツイードアンプがそこに1台出現します!

Catalinbreadならではの、サウンドクオリティや特徴を抑えたペダルです!今ならどちらも即納可能です!

Catalinbread Pareidolia入荷!


Catalinbreadから、新作の「揺れモノ」ペダルが登場しました!
1961年製Fender Twin Ampに搭載されていた「Vibrato」エフェクトを完全再現!トレモロともヴィブラートとも違う、独特のあの美しい揺れをCatalinbreadが作り出しました!


歪み系との相性もよく、前後どちらに歪みをつないでもすばらしい音色が飛び出します!

トレモロ」「ヴィブラート」エフェクトの歴史を塗り替えるペダル!ただいま即納可能です!