クラシカルなエフェクターを使いやすく


ワウとファズ、というクラシカルなエフェクターを作り、常に高い人気のArea51が、久しぶりの新作エフェクターを作ると聞いて、とても楽しみにしていました。
その新作は、なんとバッファー
これを発売する、と連絡が来たときは、正直「なぜ?」と思いました。
たしかに、バッファーはエフェクターをたくさん並べるようなボードにはとても有効ですし、ギターサウンドのことを考えるならばなくてはならないものです。
しかし、エフェクターにバッファーが組み込まれているというならともかく、ただバッファーだけ、というエフェクターは、もっと現代的で複雑なシステムを構成するようなプレイヤー向けという先入観がありました。
しかし、よくよく話を聞くと、Area51らしい考え方で作られていて、納得することができました。
私はビンテージエフェクターが本当に大好きで、たくさんのエフェクターを集めてきましたが、たしかにそれらのエフェクターは、現代の機材と合わせて使うと、どこか使いにくいところがあるのも事実です。それがビンテージの良さでもありますがw
この新作The Boxは、そういう現代の環境でビンテージエフェクターの、いや、ビンテージに限らず、ワウやファズなどの昔から変わっていない、クラシカルなスタイルのエフェクターのポテンシャルを十分に発揮させるためのものなんですね。
特に、ワウとファズの間につないで、両方をONにしたときの相性の悪さを緩和するという発想には感激しました。
これは入荷決定です。予約も取っています