Mark Lの「アンプを選ばないオーバードライブ」とは!?


Vanilla Skyを皮切りに、Dirty Track BoostJazzy Boostの音についてここ数日書かせていただき、ご好評をいただいているMark L Custom Guitar Electronicsエフェクター
そのMark Lが「アンプを選ばず使える」と自信を持っているオーバードライブペダル、Jazzy Driveのレビューをします。
Jazzy Driveは、VintageとModern、2種類のモードを搭載したオーバードライブペダルです。他に3つのオーソドックスなコントロールノブを採用しています。
まずはVintageモードでは甘くやわらかなトーンの、昔ながらのオーバードライブサウンド
しかし、例えばいわゆるTSなどのクラシックなオーバードライブと比べると、若干周波数レンジは広めに取られています。
そのため、音色が「エフェクターの音」になってしまうことはなく、ギター・アンプ双方の特徴や癖をしっかりと残し、ペダルはどちらかといえばサポート役としてギターサウンドを影から支え上げ、余計な帯域を絶妙に削り取り、ギターサウンドにとっておいしい帯域をうまく強調します。アンプを少し歪ませてブースターとして使う、昔ながらの使い方には完璧ですし、クリーンアンプに使ってゲインを上げればきちんと歪みます。音はとても太く、そして抜けがよいのでリードを弾けば、とてもスムーズで流れるような音色が出ます。
Modernモードにすると、Vintageモードよりもローエンドが引き締まり、ほんの少しですが音量が上がります。アンプ自体をしっかりと歪ませて、ModernモードのJazzy Driveをつなぐと、ザクザク刻むバッキングから流れるようなリードトーンまで、自由自在です。
どちらかと言えば派手な音や主張の激しいタイプのドライブペダルではありません。しかし、ギターとアンプだけでは届かない、「あと一歩」のサウンドを得るために、そして音色を自由にコントロールするために、的確かつ見事な働きをするオーバードライブだと思います。
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