タイトメタル、レビューしてみます!


新しく入荷しました、ハイゲインディストーションペダルAmptweaker TightMetal
さっそくレビューをさせていただきます。

TightMetalは、同じくAmptweakerから発売中の、チューブアンプサウンドを作り出すドライブペダル、TightDriveを元に作られています。
モダンなハイゲインアンプを作る上で、ゲインを高めるにはどうすれば良いでしょうか。
細かな調整等は必要ですが、原理的には簡単で、「真空管を増やす」ことです。ゲインステージを増やすことで、より高いゲインを実現します。
TightMetalも、アンプと同じ方法を用いて作られています。TightDriveをベースに、ゲインステージを増やすことで、より高いゲインを実現しています。

ただ、それ自体は別に珍しい方法ではありません。
おそらくほとんどのハイゲインペダルが実践している方法です。

TightMetalの場合、その方法に対して、設計者の経験が段違いだったのです。
Amptweakerのペダルを設計するJames Brown氏は、すでにご存知のことかもしれませんが、あの5150アンプをエディ・ヴァン・ヘイレンと共に制作し、JSXアンプをジョー・サトリアーニと共に作り上げた名エンジニアです。

そのJames Brown氏が設計したハイゲインディストーションペダルは、やはり段違いの出来映えでした。
音を出してまず思うのが、ノイズの少なさです。
TIghtMetalにはノイズゲートがついていますが、それをOFFにした状態でも、よくある「サーー」というノイズがほとんどありません。(※ご使用の環境によっては異なる場合もあります)
さらにノイズゲートをONにすれば、弦を左手で触れれば音が一瞬にして止まり、そのまま離せばフィードバックが始まるような芸当も簡単です。
曲中のブレイクでハウリングが起きたり、ノイズが出てしまったり…ゲインを高くしているとそういったことも時々ありますが、TightMetalならその心配もないかと思います。

そして、音の太さも圧巻です。ローエンドを強くしてファットな音を演出することがありますが、TightMetalの場合はそうではなく、単純に音そのものの芯の強さが、音の太さとして表れています。
ゲインを上げた、激しい音色を作り、いざバンドと合わせてみると、ギターの音が聞こえない、なんてことはよくあることですが、TightMetalはゲインを上げても音が埋もれず、さらに元々持っている音自体が太いので、ゲインをそこまで上げずとも非常に激しいプレイを実現できるのです。

もちろん、チューブアンプの持つセンシティブさも備えています。イントロのリフとバッキングのリフで、同じフレーズを弾いていてもギターのボリュームを下げることで表情を変えることができます。

また、TIghtMetalはハイゲインペダルで時々見られるような複雑なイコライザーは搭載していません。中域〜高域を調整するToneノブと、ローエンドを調整するTight、そしてミッドレンジの出方を変えるMidスイッチだけです。
しかし、往年のスラッシュメタルのソリッドな歪みから、モダンでルーズなヘヴィサウンドまで、このペダルだけで対応できます。

いや、それどころかベース用のハイゲインディストーションとしても対応できます。
もちろん、ダウンチューニングや多弦ギターのサウンドも余裕で出力できます。

超強力なハイゲインディストーション、どうぞお試し下さい!
 

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