ストラトピックアップ交換&ToneShaper搭載しました!


Fender Japan ST57にToneshaperの組込をしました!
同時にピックアップも交換。
高品質なハンドワイヤードピックアップを制作するアメリカのブランド、「Sheptone」のエイジド加工モデル「Stratocaster Aged AB Custom」に交換します。
数々のアーティストの機材を管理する、Andy Brauer氏のために巻かれたピックアップで、アルニコ5マグネットを搭載。特にフロント、センターの音色に特徴があります。
 

Toneshaperは、多くのDIPスイッチを組み合わせて、ピックアップをスタンダードな3シングルからブレンダー、直列など様々に組み合わせ、コントロールノブの役割を変えたり、Toneを絞ったときや音色に影響するコンデンサの組み合わせも0.15μFから0.217μFまで、31種類のパターンで切り替えてお使いいただけます。




使い込んで良い具合に焼けたこちらのピックガードに取り付けます。


今回のギターはこちらです。
既にピックガードは外してあります。(写真では弦が貼ってありますが、弦を外した方がピックガードの取り外し、取り付けがしやすいです。)


それでは、早速取り付け開始です!
まずはピックガードに新しいピックアップを取り付けます。


経年変化により色味の変わったピックアップカバーとネジ。
カバーから顔を覗かせているのは今回取り付けるSheptone Aged AB Customです。


ピックアップ取付けが完了したら、ToneShaper基板を取り付けます。
ToneShaperのポットはインチサイズのため、フェンダージャパンのストラトに搭載するためには、ピックガードのポットの穴を広げる必要があります。
リーマーがあれば素早く簡単に作業可能です。


ここまできたら、後は各配線をToneShaper基板上にあるコネクターへ繋ぐだけです。

ピックアップのワイヤーを繋いだところです。

アウトプットジャック、アース配線を繋いだら


ものの数分で配線完了です。


マニュアルを片手に各スイッチのON/OFFを切り替えます。
今回はピックアップのブレンド可能なモードにしてみました!


ピックガードを戻して完成です!


あとはToneShaperの設定を色々と変えながら、ギターのポテンシャルを余すところなく楽しむだけ!
ピックアップの組み合わせ方法だけでなく、トーンキャパシタの値もスイッチの組み合わせだけで簡単に変えられます。


また、はんだ作業不要でドライバー1本でどんどん作業が進むので、ピックアップ交換に興味はあるけど面倒そう・・
という方はToneShaperの導入をおすすめします!
実際、写真を撮りながらでも交換作業は1時間かからず終える事ができました!
音も素晴らしいです。あくまでもスタンダードなヴィンテージストラトサウンド。しかしフロントとセンターの出力が少し強めなので、さらに暖かい音色です。リアとのバランスも良好!