プロクオリティの本格スイッチャー、OC10、増税前の最後の入荷です!


多くのプロアーティストの方にもご使用いただいている、One Control Crocodile Tail Loop OC10が入荷!ただいま即納可能です!
今回の入荷分で、今月中の入荷予定はございません。つまり、今の在庫分が増税前にOC10を入手する最後のチャンスとなります。

これは、レプタイルシリーズの最終完成系です。
今、私が考えられる全てのアイディアとノウハウを結集させました。
プロミュージシャンがペダルエフェクターを使って音作りをする時に
考えられる使用方法のほぼ全ての形に対応できていると思います。

Crocodile Tail Loop OC10(クロコダイルテイルループ)を作るにあたり、
機能、音質をクリアした上で
実は重要なコンセプトは別の箇所にありました。
今、市場にある様々なスイッチャーと比べて、
最高機能を有しながら小型化、軽量化、そして低価格化を実現するという事です。

例に漏れず、このコンセプトは様々なミュージシャン(プロ・アマ問わず)に
お願いしながら聞き集めたものです。

小型化に関しては、台形シェイプを用い、基板を重ねる事で対応しました。
しかしこれには嬉しい誤算がありました。
台形にすることでとても踏みやすく、使いやすい角度を得ることができたのです。
最終的にLOOP7個を下段に配置することに成功しました。

軽量化に関しては、大きなポイントとしては、ケース以外にあり得ません。
アルミを用いながら十分な強度を保つことに成功しました。
これにも嬉しい誤算がついてきます。アルミケース採用にすることで、
流麗な塗装を得ることが出来ました。

低価格化ですが、これは逆説的アプローチで商品化に臨みました。
まず値段を決め、その中でできる全ての事を試みました。
これは大変な作業でした。しかしある事に気づきます。
この難題を紐解くと、別の問題も同時に克服できるのです。

操作性。
スイッチャーにとって操作性はとても重要です。

従来の構想よりもボタンを減らし、LCDも減らし、システムを簡素化することが重要と
考え、わかりやすいインターフェイスを作り出すべく試行錯誤いたしました。
その結果、低価格を実現しながらも直感的に、視覚的にも非常にわかりやすい
操作性を得ることが出来ました。

これらの必然と偶然が混ざり合った結果、生まれた商品がこのCrocodile Tail Loopです。

この商品は今ある製品のグレードアップ版ではありません。
各々の弱点に正面から向き合い、克服し、さらに克服することによって出来た素地に
私たちのアイディアを流し込むことによって生まれた
傑作スイッチャーです。

舞台は整いました。
本能の赴くままにペダルを操るのは
あなたです。
後は皆さんでこの新しい世界を
体感してみてください。


・One Control Crocodile Tail Loop OC10は、7つの直列ループと3つのセパレートループを搭載したプログラムループです。
・7つのプリセットスイッチと10種類のバンク選択が可能で、最大70個までプリセットを保存することができます。
・視覚的にわかりやすいプログラミング機能。
・バッファーインプット(BJFバッファー)/ノンバッファーインプット、チューナーアウトを搭載。
・セパレートループはアンプのチャンネル切替等を行うラッチスイッチとしても使用可能です。
・ダイレクトモードを用いることによって、ノーマルスイッチャーとしても機能します。
MIDI IN、MIDI OUT/THRU端子を搭載しMIDIコントロールに対応。
・Crocodile Tail Loop2台を接続することでより多様なコントロールを実現するLINKモード搭載。

1.各部の名称と使い方
フロントパネル

(1)PGM1/L1〜PGM7/L7
プログラムモードの場合、これらのスイッチはセッティングの呼び出しに使います。ダイレクトモードの場合、これらのスイッチは直接LOOP1〜7に割り当てられます。

(2)BANK UP/L8
プログラムモードの場合、このスイッチを押す毎にバンクの数字が上がります。バンク数は10個(1,2,3,4,5,6,7,8,9,0)
使用可能です。ダイレクトモードではLOOP8に割り当てられます。

(3)BANK DN/L9
プログラムモードの場合、このスイッチを押す毎にバンクの数字が下がります。ダイレクトモードではLOOP9に割り当てられます。

(4)LINK CONFIG
プログラムモード時のみ使用します。スイッチを押してLINK機能のモードを切り替えます。
詳細は「LINK機能」の項目を参照下さい。

(5)MIDI ON/OFF
プログラムモード時のみ使用します。スイッチを押してモードを切り替えます。

  • TX:MIDI OUT端子からプログラムチェンジ情報を送信します。
  • RX:MIDI IN端子からプログラムチェンジ情報を受信します。

詳細は「MIDIコントロール」の項目を参照下さい。

(6)プログラムボタン
プログラムモード時のみ使用します。このボタンでLOOP1からLOOP10のON/OFFを設定します。LEDが点灯しているボタンのループを信号が通過します。

(7)LEDディスプレイ
プログラムモードの場合、バンクナンバーを表示します。ダイレクトモードでは「-」のように表示されます。

(8)TUNER/L10
プログラムモードの場合、OUT-1とOUT-2からの出力がミュートされ、INPUT端子から入力された信号がそのままTUNER端子から出力されます。再度スイッチを押すとミュートが解除されプログラムモードに戻ります。
ダイレクトモードではLOOP10に割り当てられます。

(9)STATUS LED
ダイレクトモード時のみ動作します。LOOP8選択時に点灯します。

(10)STATUS LED
ダイレクトモード時のみ動作します。LOOP9選択時に点灯します。

(11)STATUS LED
プログラムモードの場合、TUNER ON時に点灯します。ダイレクトモードではLOOP10選択時に点灯します。

(12)STATUS LED
プログラムモードの場合、選択中の箇所が点灯します。ダイレクトモードでは選択されたLOOPが点灯します。

(13)ガードバー
コントロールボタンの押し間違いやディスプレイの破損を防ぎます。ガードバーは着脱可能です。


リアパネル


(1)MIDI OUT/THRU
スイッチでMIDIアウト/スルーを選択します。

(2)LINK
リンクケーブル用端子です。

(3)9V IN
DC9Vセンターマイナスアダプター用の端子です。

(4)BUF IN
ここから入力された信号はバッファー回路を通ってからループ回路へ送られます。

(5)BUF OUT
BUF-IN端子から入力された信号の出力端子です。

(6)TUNER
TUNERスイッチON時、OUT端子からの出力がミュートされ、入力信号がそのままTUNER端子より出力されます。

(7)INPUT
ここから入力された信号はそのままループ回路へ送られます。

(8)OUT-1, OUT-2
直列ループ(LOOP1〜LOOP7)のアウトプット端子です。OUT-1, OUT-2は内部で並列に繋がれているため全く同じ信号を出力します。

(9)SEND1〜7
エフェクターのインプット端子と接続します。


(10)RETURN1〜7
エフェクターのアウトプット端子と接続します。

(11)IN8, IN9, IN10
独立ループLOOP8〜LOOP10のインプット端子です。

(12)S8, S9, S10
独立ループLOOP8〜LOOP10のセンド端子です。エフェクターのインプット端子と接続します。これらの端子はアンプのチャンネル切替等を操作するラッチスイッチ(ノーマリー・クローズ)としても使用可能です。

(13)R8, R9, R10
独立ループLOOP8〜LOOP10のリターン端子です。エフェクターのアウトプット端子と接続します。

(14)OUT8, OUT9, OUT10
独立ループLOOP8〜LOOP10のアウトプット端子です。これらの端子はアンプのチャンネル切替等を操作するラッチスイッチ(ノーマリー・オープン)としても使用可能です。

(15)MIDI IN
MIDIデータの受信用端子です。詳細は「MIDIコントロール」の項目を参照下さい。

(16)MIDI OUT/THRU
MIDIデータの送信用端子です。詳細は「MIDIコントロール」の項目を参照下さい。

(17)GROUND STUB
アース線を接続します。


2.シグナルパス



ギターからの入力信号はOC10のインプット端子(NBUF IN、BUF IN)から入り、直列ループLOOP1〜LOOP7を
通過しOUT-1、OUT-2から同じ信号が出力されます。TUNERスイッチがONの場合、インプットから入力された信号はそのままTUNER端子から出力されます。また、NBUF INから入力された信号はBUF OUTからは出力されません。

3.プログラムモード時の使用方法
PGMスイッチを押すとプリセットが読み込まれ、選択されたPGMスイッチのLEDが点灯します。

4.TUNER
TUNER/L10スイッチを押すとアウトプット端子(OUT-1, OUT-2)がミュートされ、インプットから入力された信号がそのままTUNER端子から出力されます。ミュート中にプリセットの変更やプログラム変更を行ってもミュートは解除されません。再度スイッチを押すことでミュートが解除されます。

5.BANK UP/DOWN
OC10は7つのPGMスイッチと10種類(1,2,3,4,5,6,7,8,9,0)のバンク選択が可能で、最大70個までプリセットを保存することができます。BANK UPとBANK DOWNスイッチでバンクを変更します。それぞれのスイッチを押すとディスプレイの数字が点滅しながら変わっていきます。呼び出したいバンクの数字を表示させた状態でPGMスイッチを押すことで当該バンクが選択されます。

6.プログラム/ダイレクトモード
TUNER/L10スイッチを長押しすることでプログラムモードとダイレクトモードを切り替えることができます。
ダイレクトモードではディスプレイに「-」のように表示されます。ダイレクトモードではL1〜L10スイッチが当該ループのON/OFF切替スイッチとなります。
※ダイレクトモードではMIDI、LINK機能は使用できません。

7.プログラム方法
プログラムモード時に、変更したいプリセットを選択しプログラムボタンを操作することでプログラムを変更します。プログラムボタンを押す度にON/OFFが切り替わり、LEDが点灯している状態で当該ループを通過します。設定したプログラムは自動的に保存されます。

8.MIDIコントロール(プログラムモード時のみ)
MIDI ON/OFFボタンを押すことでMIDIデータの送信(TX)および受信(RX)の設定を切り替えます。設定は自動的に保存されます。
TXがONの場合、当該プリセットをONにした時に「プログラムチェンジナンバー」データをMIDI OUT端子から送信します。OFFの場合は送信されません。
このコマンドデータはMIDIチャンネル0(1〜16表記の場合はチャンネル1)の0番から69番を使用し、バンク1のPGM1が0番、バンク10(ディスプレイ表示では"0")のPGM7で69番となります。
RXがONの場合、「プログラムチェンジナンバー」データをMIDI In端子から受信します。
MIDIチャンネル0(1〜16表記の場合はチャンネル1)の0番というMIDIデータを受信した場合、自動的に
バンク1のPGM1に保存されているプリセットが呼び出されます。

9.LINK機能(プログラムモード時のみ)
OC10は、もう1台のOC10と繋ぐことでSYNCモード、LINKモードの2種類の使い方が可能になります。
2台のOC10がLINKケーブルで正しく繋がれている状態ではLINK CONFIGのLINK LEDが青色に点灯します。
SYNCモードでは片方のOC10が選択したバンクおよびPGMがもう一方のOC10でも自動的に選択されます。例えばOC10-Aでバンク1/PGM7を選択すると、OC10-Bでも同時にバンク1/PGM7が選択されます。また、OC10-Bで
バンク2/PGM7を選択すればOC10-Aでも同時にバンク2/PGM7が選択されます。この時呼び出されるプリセットはそれぞれのOC10で保存していたプリセットが呼び出されます。

LINKモードはマスターに設定したOC10-Aのデータをスレーブに設定したOC10-Bに取り込むことで、OC10-Aの
設定をそのままOC10-Bに反映させることができます。LINKモードではマスター側のOC10-Aのバンク、PGM、
プリセットプログラム、MIDI ON/OFF全ての設定がそのままスレーブ側のOC10-Bに反映されます。

LINK CONFIGボタンを押すことでLINK機能のモードを切り替えます。
SYNCモード:両方のOC10のM/S LEDをOFF
LINKモード(マスター):マスターにするOC10のM/S LEDを赤色に設定
LINKモード(スレーブ):スレーブにするOC10のM/S LEDを緑色に設定。
スレーブモードでは、ディスプレイに

のように表示されます。スレーブモード中はLINK CONFIGボタン以外の操作ができなくなります。
※LINK機能が正常に動作しない場合、2台のOC10のLINK CONFIGが正しく設定されているかご確認ください。
※LINK 機能とMIDIコントロールは同時に使用できません。

10.仕様
サイズ:46.3(L) x 11.1(W) x 6.4(H) cm
重量:約1.8kg
電源:DC9Vセンターマイナス
消費電流:最大360mA
インプットインピーダンス:500k ohm
アウトプットインピーダンス:10k ohm
Max. Buffered Input Vp-p:9V
Max. Non-Buffered Input Vp-p:30V

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※発送は月曜日以降となります。