音、機能、操作性すべてがそろったフェイザー!Compact Faye Sing B!


INFANEMフェイザーが新しくなりました!
Instruments For A New Electric Music (INFANEM)のCompact Faye Sing B(CFS B)は、現在の一般的なフェイザーのルーツにあたる、Mu-Tronシリーズで知られるMusitronicsや、リッチー・ブラックモアがRainbow時代に使用したCompact Phasing 'A'で知られるGerd Schulteのクラシックなオプティカルフェイザーを高い次元で再現したものです。
回路は全てINFANEMで製作され、レンジとヘッドルームを拡大し、ノイズを抑え、そして信頼性、耐久性を高めました。特にLFOのスピードレンジは幅広く、90秒以上の超スロー設定から900Hzを超えるリングモジュレーションサウンドの設定にまで到達します。
新世代となったCFS Bは、クラシックなスタイルを改善しただけでなく、これまでのCFSをさらに超えたペダルに仕上がりました。LFOはさらにスムースに、直感的で効果的なコントロールを搭載し、また同時に消費電流を抑えることができました。CFS Bはハイクオリティなコンポーネンツで制作されています。


コントロール

●STAGES
・4ステージモード:Phase90のような軽めのフェイザーとなります。
・6ステージモード:Mu-Tron Bi-Phaseに使われたような6ステージフェイザーとなります。バランスのとれたサウンドです。
・8ステージモード:Compact Phasing 'A'のような8ステージフェイザーとなります。クラウトロックにも最適です。

●OSC. SPEED RANGE
・LOW:90秒以上(0.01Hz以下)の超スロースピードから約1秒(1Hz)周期のスロースウィープを設定できます。
・HIGH:5秒(0.2Hz)から0.07秒(14Hz)周期のスタンダードなフェイザーのレンジとなります。
・RING:0.1秒(10Hz)から0.0011秒以下(900Hz以上)周期のハイスピードなモジュレーションで、リングモジュレーターのような音色を作ることができます。

●SWEEP LIMIT
・LOWER:LFOスウィープの最小周波数を設定します。このノブを使うと、様々なフェイザートーンが得られます。時計回り最大に回せば、低域を伸ばし、ズキズキとするような変わった音を作ることができます。左回り最大に回せば、モジュレーションを固定し、UPPERノブでモジュレーションのフェイズサウンドの位置を設定できます。

・UPPER:LFOスウィープの最大周波数を設定します。時計回り最大でトレブルを伸ばし、空気感の強いブライトな音色を作ります。低く設定すれば、ダークで狭いスウィープとなります。

・MIX:クリーンシグナルとフェイスシフトシグナルのバランスをコントロールします。一般的なフェイザーの音色を作る場合、1/3〜2/3の範囲で設定します。反時計回りに回せばクリーンシグナルが強くなり、明瞭でクリーンよりな音色に、時計回りに回せばフェイザーが強くなり、ヴィブラートトーンへと近づきます。MIXノブとSWEEP LIMITの2つのノブを高く設定すると、ディープなデチューンヴィブラートとなります。

●FDBK:フェイジング回路内のフィードバック/レゾナンスをコントロールします。高くするとピーキーフェイザーとなります。

●BOOST:ペダルON時のブーストを設定します。反時計回りでユニティゲインに近づき、時計回り最大では+15dB程度のブーストが可能です。


●コネクター

ペダルのトップにあるジャックは、右から順にインプット、アウトプット、電源とRATE CV/EXPジャックとなります。

電源は、スタンダードな150mA以上のセンターマイナス9Vアダプターをお使いください。電池駆動はできません。

CV/EXPジャックは、0〜5VシグナルのCVジャック、またはパッシブのステレオケーブルを使うエクスプレッションペダルをお使いいただけます
CV/EXPジャックでは、外部コントロールによりLFOレートをリモートコントロールできます。
・エクスプレッションペダルの場合:10k〜100kのポットで、Moog/EHXスタイルのステレオケーブルを用いるエクスプレッションペダルを接続してください。一般的に奥に踏み込めばスピードが上がり、手前に戻せば下がりますが、エクスプレッションペダルの仕様によっては逆転する場合もございます。

●CVペダルの場合:ステレオケーブルを用いる0〜5VのCVソースを入力できます。ハイボルテージ側でスピードが上がります。


テクニカルディティー
・トゥルーバイパススイッチング
ハモンド1590BB筐体(11.9×9.4cm)を採用。全てのグラフィックスはポートランドスカイブルーで、全てのスクリーンプリントとアセンブリポートランドで行っています。
・より高いヘッドルームを確保し、ノイズを抑えるために9V電源を内部で±12Vに昇圧しています。
オレゴン州ムリーノで製作される両面、スルーホールのPCBを使用し、RV24フルサイズポット、JFETインプットOpamp、メタルフィルム抵抗をはじめ、高品質のコンポーネンツで組み込みを行っています。


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