極上のナチュラルオーバードライブ!Symphonic Devices Symphonic Transmission即納可能!


新しいオーバードライブペダルが入荷!

Symphonic Devices Symphonic Transmissionナチュラルで美しいトーンのオーバードライブです。クラシックなチューブアンプトーン、特に小出力のヴィンテージアンプを思わせる音色です。

このペダルには、とある物語があります。

Symphonic Devices。それはエリアス・ヴェドラルの生涯と知性の結晶です。今ここに、エリアス・ヴェドラルの物語を刻みます。

エリアス・ヴェドラルは、セルビア公国、ディナル・アルプスのふもとに生を受けました。物心ついた頃、エリアスはセルビア人が今も誇りに思う、偉大なニコラ・テスラに感銘を受けました。テスラの、アメリカでの発明の数々、様々な功績の話を聞いたエリアスは、テスラの足跡をたどることを決意しました。

テスラの学んだオーストリアグラーツ大学の紹介で、エリアスは遂にテスラと連絡を取り合うことができるようになりました。そしてテスラの助手になるためスーツケースと推薦状を抱え、エリアス・ヴェドラルはアメリカに渡りました。

1899年の夏の終わり、アメリカに渡ったエリアスは、コロラドスプリングスまで列車に揺られ、テスラの研究所にやって来ました。テスラはその時、電線を使わずに電力を伝達するデバイスの研究を進めていました。

テスラとエリアスの関係は長くは続きませんでした。2人はトーマス・エジソンへの評価について対立してしまったのです。憧れと引き裂かれたエリアスは深く傷つき、しばらく全米を旅して周りました。そしてわずかに残った資産でノースカロライナの小さな土地を買って過ごすことにしたのです。

エリアスはアパラチア山脈の高所に小さな家を建て、外界から閉ざされた小屋の中で自らの発明に没頭しました。しばらくしてエリアスはリチャード・キャリントンの研究を知ることになります。キャリントンはフレアとオーロラの関係を説いた先駆者です。それは太陽から大きな磁場が発生したことを示しています。エリアスはこの磁気嵐を産業の発展や発電に利用できないかと考えました。

科学界で名声を得ることに躍起になったエリアスは、地元の投資家を説得し、研究所近くの山頂に磁気嵐の受信塔を作り始めました。しかし、2年間かけても何の成果も出すことが出来ず、投資家は離れ、そのミステリアスな塔は放棄されることになりました。まるでニコラ・テスラのウォーデンクリフ・タワーのように。

エリアスの研究は、さらに深く、暗く、そして不明瞭なものになっていきました。エリアスはヒトの脳に直接電気信号を伝達するという研究に没頭し始めます。ヒトの脳、マインドコントロール、テレパシーの研究を続けました。エリアスの研究は誰も理解できず、人々はエリアスを恐れるようになりました。後年、何かよく分からない楽器のようなものを山の中に運び込むエリアスが目撃されています。その老人は、かつてうち捨てられた塔をマインドコントロールのためのデバイスに作り変えようとしていたようですが、成功したのかどうかは誰にも分かりません。

エリアスは1956年、ひっそりとこの世を去りました。発明家として結果を残せなかったエリアスには資産も無く、多大な借金を抱え、ひどい鬱病にかかっていたと言います。エリアスの財産は政府によって管理されるようになり、半世紀以上の年月が経ち、人々の記憶から消えていきました。

その土地が、今ある人物の手にあります。その人物はエフェクターの制作を生業とし、その場所を新しい工房として使おうと考え、その土地を落札したのです。

エリアスのラボに足を踏み入れると、そこは驚きの連続でした。ラボの壁は数百冊のノートで埋め尽くされていたのです。調べを進めるうち、その場所がまさにマッドサイエンティスト、エリアス・ヴェドラルの研究所であったことが分かりました。ノートのほとんどは、過去に存在しないデバイスの設計図や理論、判読のできないメモや文章で満たされていました。


あるノートは、“Symphonic Devices”と題されていました。その中身は、トランジスタ真空管を用いた回路の膨大なコレクションでした。そのノートにある理論と内容を理解するため、今も研究を続け、そこからエフェクトの制作を行っています。そう、Symphonic Devicesのペダルには、間違いなくエリアス・ヴェドラルの理論が息づいているのです。


※上記の物語はフィクションです。実在する人物、地名、団体とは一切関係がありません。

Symphonic Devices Symphonic Transmissionは、Hungry Robot Pedalsにて制作されています。完全オリジナル回路のオーバードライブペダルで、クローンではありません。
ペダルに纏わる物語も全てオリジナルです。

ノブレイアウトは左上から時計回りに、DRIVE、MASTER、TONE、BODYです。
BODYノブはローエンドの強さ、ミッドレンジの出方を調整します。
中央のトグルスイッチはクリッピングダイオードの切替えです。
Symphonic TransmissionはスタンダードなDC9Vアダプターで駆動します。電池はご使用になれません。



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