アイバニーズやスクワイヤテレにも!ハードテイルブリッジをトレモロ化するStetsbar Hard Tail!


定番ギターに簡単にトレモロを装着できるとして話題のStetsbar
今度はハードテイルモデルが入荷します!

Stetsbarは、クラシックなストップテイルピース、テレキャスターストラトキャスタータイプ、ハードテイルブリッジのギターに、一切の穴あけなどの改造を必要とせずに取り付けることのできる、モダンでプロフェッショナルなトレモロシステムです。
ハイテックマイクロローラーベアリングと専用のブリッジにより、Stetsbarは圧倒的なピッチレンジとスタビリティを実現。スムースにアームダウン/アームアップを行えます。
※多くのクラシックなギターに無改造で取り付けられますが、取り付けるモデルによって、一部改造が必要な場合がございます。

Gibson Les Paul、SG、ES-335、Flying V、Fender Telecaster、Stratocaster、Squier TelecasterやIbanezモデルなど、多くのギターにStetsbarは対応します。Stetsbarは、その高い汎用性と操作性からプロ、アマ問わず世界中のギタリストに使用されています。


●Hard Tailモデル
Stetsbar Hard Tailモデルは、Squier製のテレキャスターなどに使用されている裏通しの機構のないテレキャスターブリッジ、およびIbanezのハードテイルブリッジなどに適合するトレモロユニットです。
5ホールパターンに合わせて設計されているため、このスタイルに合うブリッジが取り付けられたギターであれば加工や穴あけは必要ありません。



Stetsbar Hard Tailのベースプレートは、このような形状となっています。FRONTはネック側、REARはボディエンド側を示しています。

A:ベースプレート全体の長さは3 1/2インチ / 89mmです。
B:ベースプレートの幅は3インチ / 76mmです。
C:フロント側のマウントスクリューは、ベースプレートフロント端から5/32インチ / 5mmの場所に設置され、両端のネジ穴の間隔は2 11/16インチ / 68mmです。
D:リア側のマウントスクリューは、ベースプレートフロント端から2 11/16インチ / 68mの場所に設置され、各ネジ穴の間隔は1 11/16インチ / 34mmです。
E:リア側のベースプレート幅は2 5/8インチ / 66.5mmです。
F:リア側に突き出た部分のベースプレートの長さは1インチ / 25.5mmです。
G:スケールエンド(サドル部)は、ベースプレートのフロント端から5/16インチ / 8mmとなります。

Stetsbarブリッジは、トップEサドルの高さが最小11/16インチ / 17.5mmから最大13/16インチ / 20.5mmまでの範囲で調整できます。

※「ハードテイルブリッジ」を搭載するギターは多岐にわたります。お手持ちのギターに無改造でStetsbar Hard Tailシリーズが取り付けられるかどうかは保証できません。特にネジ穴については、スペック上は問題なくても実際に取り付けるとネジ穴を開ける必要がある場合などもございます。お手持ちのギターのスペックだけでなく、実寸、実測なども把握された上で取り付けを行ってください。


●インストール

1:元のギターに取り付けられていたブリッジを取り外します。
2:Stetsbarのテンションアジャストスクリューをゆるめ、フローティングロックスクリューを締めてブリッジを一番後方に設定します。Stetsbarのブリッジをブリッジプレートから取り外し、リテイナースクリューを露出させます。続いてネジをはずし、ブリッジプレートを丁寧に引き上げます。
取り外す際には、ライナーベアリングの位置やスプリングの固定法などを確認しながら行ってください。後で元に戻す必要があります。
3:Stetsbarのベースプレートをネジ止めします。
4:ブリッジプレート、スプリング、リテイナーバーを取り付けます。ライナーベアリングがはずていないことを確認してから取り付けてください。続いてリテイナースクリューを取り付けます。このネジは硬く締めたあと、ブリッジプレートを可動させるために半回転戻してください。
5:アームを取り付けます。

※取り付けるギターによって、ネック仕込み角やネジ穴を開ける等の措置、グラウンドワイヤーの接続などが必要な場合もあります。詳細につきましてはお近くのリペアショップや楽器店にご相談ください。


●セットアップ(画像はStop Tailモデルですが、方法は共通です)


1:テンションアジャストスクリューを調整し、ブリッジプレートがスムーズに動く位置で固定します。


2:弦を張り、ストレッチして安定させ、チューニングを行います。


3:チューニングをすると、アームが弦の張力で引かれます。Stetsbarをゼロポイントに戻し、正しいギターのスケールとなるよう、テンションアジャストスクリューを用いてブリッジの位置を調整します。


4:ブリッジの位置を調整する際は、左右それぞれのテンションアジャストスクリューを少しずつ交互に回します。こうすることで、弦のテンションが急激に変わったりすることを防げます。



5:Stetsbarがゼロポイントの位置にあるとき、Hexアームマウント(A)とブリッジプレート(B)が並行になります。このとき、ブリッジの位置も正しくなります。また、ブリッジ交換前に印をつけたマスキングテープなどでブリッジの位置(1弦側と6弦側)をマーキングしておくと、ブリッジの位置を確認することもできます。

6:楽器のイントネーションが正しく合うよう、ブリッジの高さを調整し、またサドルの位置を調整してイントネーションを合わせます。



7:Stetsbarをフローティングさせない状態(アームダウンのみの状態)にすると、弦切れやダウンチューニングの際にもチューニングが安定しやすくなります。フローティングロックスクリューがブリッジプレートに当たるまで締め、さらに少し締めてブリッジプレートを前に出します。その後、テンションアジャストスクリューでブリッジプレートを戻すと、確実にアームアップができなくなります。ドロップDチューニングや弦切れなどでブリッジへのテンションが弱まった際にもブリッジが後ろに下がらなくなるため、チューニングの狂いを抑制できます。


●FAQ
・Stetsbarのピッチレンジは?
弦のゲージにより異なりますが、.009-.042のゲージで、オープンローEを最大でオクターブドロップ程度のセッティングが可能です。アームアップは、セッティングによりますが3F程度までです。弦のゲージが太くなると、ピッチレンジは狭くなります。Stetsbarをご使用になる場合、.011-.048より太いゲージは推奨しません。通常、Stetsbarのピッチレンジはスタンダードなシンクロナイズドトレモロブリッジと同程度だと回答しています。

・Stetsbarでチューニングがすぐに狂う!
Stetsbarのインストールとセッティングに問題が無いか確認してください。さらに弦がきちんとストレッチできているかをご確認ください。その上で、最も重要なのはギターのナットです。Stetsbarは、ライナートレモロでテイルピースとブリッジも可動式です。そのため、ナット部が唯一の弦が擦れる部分です。ナットの溝切りがしっかりと行われていることを確認し、それでもチューニングがすぐにずれてしまう場合、グラファイトナットやローラーナットなど、摩擦の少ないナットをご使用になってみてください。また、ニッケルストリングの方がチューニングが安定するかもしれません。

・Stetsbarを導入してから、どこを調整すれば良いですか?
トレモロアームでのプレイを繰り返し、Stetsbarに慣れたらテンションスクリューを少し調整してみてください。

・Stetsbarのハムノイズ対策は?
どうしてもStetsbarに起因するハムノイズが発生する場合(弦アースが取れない場合)は、Stetsbarにグラウンドワイヤーを接続してください。ブラックモデルなどでは、接続部のメタル部を露出させる必要がある場合があります。Stop Tailモデルではトレブル側のストップテイルホール内、S-Styleではインストール時にグラウンドワイヤーを接続するので、追加で何かをおこなう必要はありません。T-Styleではリアピックアップのネジからグラウンドが接続されますが、一部のピックアッププレートが無いモデルの場合、グラウンドを接続する必要がある場合がございます。

・スタンダードなモデルではないギターにStetsbarは取り付けられますか?
Stetsbarは、ストップテイルピースやテレキャスタータイプのブリッジ、ストラトキャスタータイプのブリッジに適合するよう作られています。スタンダードなモデルに合わせて作られていますので、モダンなタイプやUSA製以外のモデル(USA製でもモダンなスタイルの場合)では、取り付けに加工が必要な場合もございます。
また、特殊なモデルでは取り付け自体ができないこともございます。ご了承ください。


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