sabbath FOG 到着!

というわけで早速撮影しました。


ついに到着、そしてそのサウンドは?
まず最初に気になっていたのが
あのサバスに
なぜトーンノブをつけるのか?
果たしてつける必要があるのか?
という懐疑的な疑問を持っていました。
トディ氏に聞いてもトーン的なものが
あったほうがいいというばかり。
大体にしてトーン的、ってなんだろ、
って感じでした。
と思いながらのインプレッションです。
まず届いてみての印象ですが、
装丁は相変わらず美しいです。
初めて見たのになぜかノスタルジックな
気分になりました。まあ、それはそれとして
まずこれは、前作サバスの雰囲気は
まったくないです。
別物と思っていいかと思います。
前作サバスと比べると荒々しく、
ここまで暴れる日本生まれのファズは久しぶりです。

暴れまくるサウンドは、このサンプルサウンドを聴いてもらえば
すぐにわかると思います。
http://kku40913.sakura.ne.jp/sample/phantomfx/toddyfog1.MP3
http://kku40913.sakura.ne.jp/sample/phantomfx/toddyfog2.MP3
http://kku40913.sakura.ne.jp/sample/phantomfx/toddyfog3.MP3

んでこのトーン的なFOGノブ、これが絶妙です。
まず断言しますがトーンではありません。
なんといおうかとにかくこれが絶妙なんです。
音のBODYを動かす、というか絶妙なフィルターです。
まわせばまわすほど甘いミドルとローが迫り出してきます。
結果トーンを動かさずにトーンを目立たせたり、沈めたり、
という機能のノブと感じました。
早速クオーターパウンダーに居たトダカ氏に電話にて取材
したところ、このつまみを動かすことによって
音に霧をかける、という明快な答えが返ってきました。
なるほど、確かに暴れまくるFUZZに
ゆっくりと霧がかかり凶暴ながらも甘くメロウなサウンド
が生まれてくる、という感じのファズです。
私はいままでいろいろなファズを触ってきたのですが、
これと同じようなもの、似たものは触ったことがありません。


これで全て確信しました。
テストラン?いや、もうこれがPhantom fxのフラッグシップに
なるんでしょう。
それほどの出来です。
すでにFOGに関しては次回の生産は
今年は無い、と明言していますし、
正規版はこれより少しだけ値段が上がる
予定です。ぜひこの機会に
ご購入をよろしくお願いいたします。


sabbath FOG