日本初上陸!Dwarfcraft Devices、いよいよ到着!

きたるべくしてきた、というべきでしょうか?



Dwarfcraft Devices The Great Destroyer



Dwarfcraft Devices SHIVA FUZZ

怪ブティックブランド、Dwarfcraft Devicesが
ナインボルトを介していよいよ日本に上陸です!


知り合いのアメリカのギターショップからよく聞く
このブランド評は、いろいろなんですが、
一番多いのは'SICKO'という言葉がよく出てきます。


直訳すると、変人、変態、その他いろいろな
ネガティブな捉え方のできる言葉のようです。


たとえばなんですが、ギターで使うことを目的としていない
M.A.S.Fなどのノイズブランドは置いておいて、
ギター、若しくはバンドで使うことのできるノイズブランドとなると
数は限られてきます。
其の中においてのこのブランドの位置づけはあまりにも
かけ離れたイメージです。
たとえばDeath By Audioなどはまだまだ洗練されたイメージが
ありますが、このブランドは底辺をのたうつかのように
下品です。音もこれ以上無い、というほどに下品であり、
なおかつ凶暴です。


もちろん、これほどの怪気炎を放っているブランドを
アメリカミュージシャンが放っておくはずが無く、

現在わかっているだけで
Allan Sparhawk----(あのLOWのギタリスト!http://www.chairkickers.com/
は、なんとTGDを4つも購入し、'I LOVE CHAOS!'というメッセージを残しています。
Justin Meldal-Johnsen(BECK、MACY GRAYなどのバックべーシスト)
がTGDを。
Justin Vernon(Bon Iver)がSHIVA FUZZを購入した其の日にインスピレーションに
よってレコーディングを開始してしまったとのこと。
そしてそして言わずと知れたメタルジャイアンツKORNの複数メンバーが
すでに使用中!
これは、自己申告していただいた方のみで、
おそらくほかにもいらっしゃると思います。


なぜ設立間もない、なおかつホームページすらないような
(マイスペのサイトのみあります。)
このブランドがこれほどの脚光をあびるのか?


やはり一にも二にもこれほどのキャラクターの立ったサウンド
はほかでは作れないからです。
まず、一番のヒット作、The Great Destroyer(TGD)ですが、
これ、リズムオシレーター内蔵のオシレーターファズです。
一番右のSTARVEというノブの設定により、不安定な
チョッピートレモロ、さらにはタッチトレモロのような
ピッキングに靡くサウンドが作れます。
私も触りましたが、
これ、ツマミ全部(VOLUMEも)
を全開にしておかないといわゆる普通のファズサウンドは出ません。
それ以外ではほぼ発振します。


正直、オシレーターが複雑に絡み合い、
これほど使いにくいオシレーターファズは
ちょっと記憶にありません。
ファズファクの比ではありません。
そのかわり、悦に入ったときのサウンドは・・・
これ以上無いまでに凶暴なサウンドを作れると思います。