Modtone Mini-Mod Distortion レビュー!


Modtoneからまもなく発売予定の新商品、Mini-Modシリーズ
ボードで場所を取らない超小型サイズでありながら、独自のデザインを用いることで、通常のミニサイズのエフェクターではなかなか難しい電池駆動を実現。さらに機械式3PDTスイッチを用いたトゥルーバイパススイッチングを採用しながら、価格を思いっきり下げることに成功したという、まさに革命的なエフェクターです。

とはいえ、エフェクターは楽器です。いくら機能が充実していて、安くても、肝心の音が良くなければ全く意味がありません。

ただいまご予約受付中のMini-Modシリーズですが、一足先にサンプル品の音だしをすることができましたので、詳しくレビューしていきたいと思います。

今回は、ディストーションペダルのModtone Mini-Mod Distortionです!

Mini-Mod Distortion、MTM-DSは、直球のロックサウンドを意識したディストーションペダルです。
“59年製レスポールとマーシャルスタックが奏でる”“どんなロックジャンルにも合う”という説明文からも、Modtoneがこのペダルの完成度に高い自信があることを示しています。

ディストーションペダル、それも手頃な価格帯のモデルには、時々よく歪むけれどもバンドで埋もれてしまったり、エッジが強すぎてしまったりする、ということがあります。
このMTM-DSは、それらのゲインが強すぎるほどエッジの効いた、鋭いサウンドを作るペダルではありません。
マーシャルスタックアンプの奏でる、太く、甘く、熱いあの音こそ、MTM-DSが求めた音なのです。

Gainを最大まで上げると、もちろん強く歪むのですが、歪みすぎているという印象はありません。十分なゲインを確保していながら、痛い音になることもなく、太く迫力のある音色をしっかりと保っています。
Gainノブを下げると、トレブルやプレゼンス的な要素が少なくなり、オーバードライブ的な、より甘い音色を作ることが出来ます。

歪みそのものはアンプサウンドに非常に近く、適度なレスポンスがあり、音色自体が明るく、太く、そして抜けるため、HR/HM系などの華やかなリードパートでもクリーンアンプとこのペダル1台でこなすことができます。

エッジが強すぎることはない、と先ほど書きましたが、MTM-DSはエッジがないわけではありません。
むしろ、ディストーションらしく、適度にエッジの効いた音色も得意中の得意です。
例えばミュートを多用するバッキングに使えば大迫力の疾走感を作ることも出来ますし、白玉のアルペジオや省略コードを多様してクラシカルなロックンロールサウンドを演出することもできます。

すごいペダルです。使いやすく、音も良く、さらにお手頃。何度も言ってしまいますが、本当にこれは革命的です。

 
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