Jimmy Behan fx Corsairはまさに ロックのためにつくられたファズ!

ファズは使いにくい、そう思っていませんか?
60年代〜70年代はまさにファズの黄金時代です。最初はアメリカで、その後英国や日本で、いろいろなファズペダルが作られ、それらが今ではヴィンテージファズ、伝説のファズと言われています。

これらの時代のファズペダルは、数々の名演を産み出し、またそれらのペダルでしか作ることが出来ない音があるため求めるプレイヤーは後を絶ちませんが、一方で今の楽曲にはなかなか使いづらいということもあるかもしれません。

Jimmy Behan fx Corsairは、そんなプレイヤーにこそ弾いていただきたいファズペダルです。
アイルランドのプロミュージシャンでもあるJimmy Behanは、ヴィンテージファズサウンドの中でも特に気持ちの良い音だけを作りながら、今すぐにライブで使えるファズペダルを作っています。

どくとくの風合いを持つ筐体に、大きなノブ。このペダルの存在感はまさにヴィンテージファズペダルの持つそれに通じるものがあります。


音色の調整は2つのノブのみ。また回路の仕様上電池駆動でしか動作しないところも、ファズペダルらしい部分です。
このノブの間にある小さなスイッチは電源スイッチ。電池駆動しかできないのは今のペダルとしてはすこし不便ですが、電源スイッチを付けることでボードにペダルをスタンバイさせている間に電池が減ってしまうこともありません。


大きなノブはただデザインのためだけでなく、このスイッチを保護する役割も果たします。つまり、ライブ中にちょっと蹴っ飛ばしてスイッチが切れてしまった、というようなトラブルを抑える意味もあるのです。
インプットとアウトプットがこの位置にあるのも、ボード内で左右のスペース有効に使い、またペダルがひっくり返ってしまうことがないように、という意味もあります。


内部の作りはこのとおり。
ラグ板を使った本物のポイントtoポイント配線。回路はBuzzaroundやTone Bender MkIIIを元にはしていますが、単にそれらの音を再現するものではなく、あくまでもヴィンテージファズサウンドが持つ音を作りつつ、今のペダルとして使いやすさを確保するための回路です。


トランジスタはAC125と2N404。ゲルマニウムトランジスタを3つ用いた回路です。


トロピカルフィッシュと呼ばれるコンデンサやカーボンコンポジット抵抗を使い、美しく組み込まれています。


電池は筐体とフットスイッチで固定。フットスイッチには電池のための滑り止めが付けられています。スイッチのサイズをしっかり計算してケースに穴を開けないといけないので、地味な部分ですが、どれほど丁寧に作られているのかがよく分かる部分です。


電池スナップのケーブルは筐体内でしっかり固定されています。また、音声信号が通るケーブルには太いものがつかわれます。

このように全てが丁寧に作られているわけですが、肝心なのは音です。
このペダルの音は、まさにロックのためのファズ。
変にジリジリしすぎたり、音を出していないとノイズまみれになってしまったり。それはそれでファズの醍醐味なのですが、このペダルにはそんな要素は一切ありません。
音は立体的で迫力のあるトーン。ローミッドを中心としたディストーションに近いサウンドです。
倍音成分が絶妙で、倍音が多すぎて手に負えないような音ではなく、常にまとまりながら立体的に広がり、前へ前へと出てくるギターサウンド。歪みのエッジも心地よく、攻撃的なリフやミュートでの刻みもガシガシこなします。

動画がないのが大変残念なのですが、ファズそのものへの価値観を一変させられるペダルです。是非お試しください!

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