Wattson Classic Electronics初のオーバードライブ!Escape Velocity OverdriveでTSが最新のクオリティでよみがえる!
クラシックエフェクトを今のクオリティで、音だけでなく美しい見た目も含めて再構築するWattson Classic Electroncisが初めてのオーバードライブに着手、そして完成しました!
オーバードライブペダルに求められることは、良質な真空管アンプの持つ、暖かで軽いバイト感のあり、プッシュすればそっとディストーションの領域に入るような極上の歪みをシミュレートすることです。これまで、そのサウンドを求めて数々の回路が作られてきましたが、TS808の回路ほど多くのバリエーションが制作されたものは無いでしょう。
しかし、Wattson Classic Electronics Escape Velocity Overdriveほどリッチで使いやすく多彩なTSスタイルのペダルはありません。
高いベースレスポンス、ローノイズトランジスタ、使いやすいクリッピングスレッショルドコントロール、そして「鼻づまり感」を切替えるスイッチにより、どんなTSクローンよりもフラットなサウンドとミッドレンジの強調されたTSらしいサウンドを切替えられます。まさに、多くのプレイヤーが望んできたチューブスクリーマーペダルがここにあります!
トップにあるノブは、TSスタイルのペダルを持っていれば誰もがすぐに理解できるコントロールです。Driveコントロールはオーバードライブのゲインを、Toneは高域のシェイプとレスポンスを、Levelはアウトプットレベルを調整するものです。
さらに、Escape Velocity OverdriveならではのO2コントロールがオーバードライブサーキットのクリッピングするレベルを調整します。チューブアンプに例えると、アンプが歪み始めるレベルを調整できるノブです。
多くのTS系ペダルで見られる、クリッピングダイオードを青や白のLEDに変更したり、ゲルマニウム・ダイオードを使ったりするようなモディファイと同様の効果があります。しかもO2コントロールは連続可変で、多くのダイオードを取り替えることなく、これらのサウンドを実現します。
O2コントロールはDriveコントロールと組み合わせることで多彩な音色を実現します。
また、Trajectoryスイッチにより、TS回路が持つ有名な「鼻づまり感」を切替えることができます。
16〜20Hz当たりをフラットなサウンドと軽くブーストするサウンドの切替ができます。このスイッチがどちらのポジションであっても、Toneコントロールで高域を調整することができます。
・高い低域のレスポンス:Escape Velocity Overdriveは10μFの電解カップリングコンデンサを使用して低域のレスポンスを改善。ギターにはもちろん、ベースにも使えるようなサウンドとなりました。
・ヘッドルーム:全てのコンポーネンツは最小で25Vの耐圧を持つものを使用。さらに、スタンダードなセンターマイナスのアダプターで駆動させる場合、9V〜18Vでの駆動に対応します。内部9V電池でも駆動します。
・全てのジャックを奥に配置:Escape Velocity Overdriveの側面には一切のジャックはありません。ペダルボードの横幅を有効に使うことができます。
・ペダルボードに最適なサイズ:Escape Velocity Overdriveは1590BBタイプのケースを採用しています。
・美しいフィニッシュ:Wattson Classic Electroncisでは高耐久性のベークドパワーコートを下地とし、シルクスクリーンやデカールを使うこと無く、CNCによる削り出しでレタリングを行いました。ペダルに刻まれる文字にはゴールドのベークドパワーコートを埋め込み、非常に美しいフィニッシュを実現しました。
ペダル側面はヘアライン加工を行い、また少し退色させることで使い込んだ風合いを持ちあわせています。