伝説のMu-Tron Bi-Phaseを再現!Prophecysound Systems Pi-Phase mk2が再入荷!即納可能!


お待たせいたしました!
Prophesysound Systems Pi-Phase mk2 dual phase shifterは、伝説のヴィンテージフェイズシフターとして知られるオリジナルMu-Tron Bi-Phaseを元にリプロダクションを行ったエフェクトペダルが再入荷!
オリジナルモデルよりもコンパクトなフォーマットを確保し、ペダルボードやステージでの使用に合わせて再構築を行いました。


※Pi-Phase mk2は、2.1mmバレルタイプの16VAC電源を供給できるアダプターが必要です。
(Lep International取扱の正規輸入品には日本国内向けの対応アダプターを付属しています。)

伝説のMu-Tron Bi-Phaseは、1970年代、アメリカのMusitronics社が発売したデュアルフェイズシフターです。そのクラシカルで暖かな、そしてディープなサウンドは多くのプレイヤーに愛され、また高いコントロール性とオーディオプロセッシング能力は特に評価されました。
Prophesysoundでは、Pi-Phase mk2によって、オリジナルBi-Phaseのコントロール性、オーディオ特性や音色を正確に再現することを目指して開発を進めました。

・現在入手できるコンポーネンツを用い、出来る限りオリジナルサウンドを作る
・オリジナルモデルと同様、同等のコントロール性を持つ
・ライブステージでの使用を考え、ペダルボードに収まるサイズで制作する
・専用のフットコントローラーを使うこと無く、本体のみでフットスイッチまで含めて完結させる

Pi-Phase mk2は、オリジナル同様オールアナログ回路で構成され、可能な限りオリジナルパーツと同じものを使用して制作を行いました。実際にProphesysound Systemsに於いて比較を行い、また多くのプレイヤーからオリジナルと変わらない音を出すことが出来ると評価されています。
オリジナルモデルとPi-Phase mk2とはどの程度違うか。オリジナルモデルはとても古く、各部の劣化やメンテナンス不足による損傷などが進み、それぞれの状態により音色が変わる場合があります。Pi-Phase mk2は最も状態の良い“ファクトリーフレッシュ”なトーンを作ることができます。


Pi-Phase mk2のコントロールレイアウトは、オリジナルモデルのコントロールを再現しながら、ユニットの操作方法が感覚的に理解出来るようにペダルサイズに凝縮しました。デュアルLFO、デュアルフェイズシフターという構造はそのまま再現しています。エフェクトの基本的なことを理解していれば、オリジナルモデル同様、マニュアルを使わなくても操作が理解できるように設計しました。

ペダルサイズは188mm×122mm×50mmに抑え、ほとんどのペダルボードに収めることができます。
Pi-Phase mk2はパウダーコーティングを施したインダストリアルストレングスのポリカーボネートラベルを使用し、ステージ上での耐久性も高く仕上げています。

Pi-Phase mk2の操作に、外部フットスイッチは必要ありません。Pi-Phase mk2のトゥルーバイパスフットスイッチは2つのフェイズチャンネルそれぞれに割り当てられています。また、CV PEDALソケットを用意し、エクスプレッションペダルによる操作も可能です。
エクスプレッションペダルはスリーブとリングの間にポットが入る構造の一般的なステレオケーブルを使用するタイプを接続できます。特にポットは10kのタイプ(BOSS EV-5やEV-7等)を推奨します。
また、CV PEDALソケットは0-5VのCVシグナルにも対応しています。エクスプレッションペダル、およびCVシグナルはLFOスピードおよびマニュアルスウィープをコントロールできます。

また、Pi-Phase mk2には、セッティングを記載できるカードが付属しています。

Pi-Phase mk2は、南オーストラリア、アデレードにて制作されています。最高峰のクオリティを実現するため、細部にわたり経験豊かなメーカーが各部の製造を行っています。


※Prophesysound SystemsはMu-Tron、Musitronics、Mike Beigel、Aaron Newmanとは一切関係がありません。文中のMu-Tron、Musitronics、Bi-Phase等の語句は音色や操作の説明のためのものです。Pi-Phase mk2は、いわばオリジナルBi-Phaseのトリビュートモデルです。

●よくある質問
・Pi-Phase mk2に対応するエクスプレッションは?
様々なタイプがご使用いただけますが、特に10kポットのタイプが最もPi-Phase mk2のポテンシャルを発揮できます。Prophesysound SystemsではDunlop DV3およびBOSS EV-5/EV-7で動作確認を行っています。

・パワーサプライは付属しているか?
Pi-Phase mk2は、2.1mmバレルタイプの16VAC電源を供給できるアダプターが必要です。Lep International取扱の正規輸入品には日本国内向けの対応アダプターを付属しています。(中古品や直輸入品等ではアダプターが付属していない場合もございます。)
なお、対応外の電源を使用した場合、故障する可能性もあります。対応外の電源による故障は保証対象外となります。

・Pi-Phase mk2はBi-Phaseをどの程度再現しているのか?
Pi-Phase mk2は、現在入手できるコンポーネンツを使用し、オリジナルモデルを再構築したものであり、現代において最高峰のBi-Phaseクローンであると信じています。実際、オリジナルモデルの回路を解析し、Prophesysound Systemsの所有する2台のBi-Phase、およびMu-Tron Phaso IIの構造を見たところ、さらにコンパクトな筐体に収められることが分かりました。それがPi-Phase mk2の始まりです。Pi-Phase mk2にはフットスイッチを組み込み、単体で完結するように設計しました。
Pi-Phase mk2はオリジナルモデル同様、LFOとオーディオセクションを含め、全てのコンポーネンツをオールアナログで構築しています。LEDとLDRカップリングセクションの重要なパーツにはスルーホールコンポーネンツを使用しています。オリジナルモデルはカーボン抵抗ですが、Pi-Phase mk2ではローノイズを実現するために公差1%以内のメタルフィルム抵抗を使用。オリジナルモデルと同様の+/-15V電源設計は高いヘッドルームとクリーンサウンドを維持するために継承しています。オリジナルモデルは本体から直接電源ケーブルが出ていましたが、Pi-Phase mk2ではアダプターを接続する方式に変更しています。
オプティカルフェイジングセクションは、特に念を入れて設計を行いました。オリジナルモデルと同様のレスポンスを得るために実験を繰り返しました。完成したPi-Phase mk2は、本物のBi-Phaseを所有するプレイヤーからも“音と機能は全く同じ”、“95%は再現出来ている”と高い評価をいただいています。

・内部のトリムポットはユーザーが調整できるのか?
調整の必要はありません。Pi-Phase mk2の内部には10のトリムポットがあり、様々なパラメータを設定できます。ただし、Prophesysound Systemsではユーザーによる調整を推奨はしません。ペダル自体のバランスや音色が変わり、もとに戻すのが困難になる場合もあります。トリムポットの調整は保証対象外となります。

●クイックスタート

1:ACアダプターをPi-Phase mk2に接続します。
2:楽器側のケーブルをPHASOR AのINPUTに接続します。
3:アンプ側のケーブルをPHASOR BのOUTPUTに接続します。
4:ノブを上記のように設定します。
5:各チャンネルのフェイザーをONにします。


●Pi-Phase mk2の構造
フェイザー、フェイズシフターは、ソースシグナルに、位相をずらしたシグナルをミックスして音を変えるエフェクトです。Pi-Phase mk2も、多くのフェイズシフターエフェクト同様、オールパスフィルタ(全帯域を通過させるが位相を変えるフィルター)を用いています。オリジナルシグナルに位相(フェイズ)を可変(シフト)したシグナルをミックスすると、一部のシグナルがキャンセルされ、多数のノッチが生まれます。これがフェイズシフターそのもののサウンド特性となります。

●コントロールとオペレーション

Pi-Phase mk2には、2つのLFO、スウィープジェネレーター、独立したフェイズセクションで構成されています。SWEEP GENERATOR 1、SWEEP GEN 2、PHASOR A、PHASOR Bのセクションは、ペダル上で枠線で区切られています。明確にするため、パラメータの名称は[]で囲っています。

・SWEEP GENERATOR 1セクション
[RATE]:スウィープジェネレーター1のスピードをコントロールします。このノブでは10秒間で1サイクルから1秒間で18サイクルまでの範囲でコントロールできます。

[MAN/PED]:スウィープジェネレーター1のスピードをコントロールするソースを選択するスイッチです。MANポジションにすれば、[RATE]ノブを使用してスピードをコントロールできます。PEDポジションでは、CV PEDALソケットに接続したエクスプレッションペダル、またはCVシグナルでスピードをコントロールします。

[SHAPE]:スウィープジェネレーター1で作り出す波形を切替えます。上のポジションではサインウェーブ、下のポジションではスクエアウェーブを選択できます。

・SWEEP GEN 2セクション
[RATE]:スウィープジェネレーター2のスピードをコントロールします。このノブでは10秒間で1サイクルから1秒間で18サイクルまでの範囲でコントロールできます。

[SHAPE]:スウィープジェネレーター2で作り出す波形を切替えます。上のポジションではサインウェーブ、下のポジションではスクエアウェーブを選択できます。

・PHASOR Aセクション
[FEEDBACK]:フェイザーのフィードバック(リジェネレーション)を設定します。反時計回り最小のセッティングから時計回りにまわしていくと、フェイズシフトされたシグナルがより多くなり、エフェクト自体のかかりも強くなります。フィードバックを少なく設定するとヴィブラート的なエフェクトになります。

[DEPTH]:モジュレーションソースでスウィープする周波数レンジの調整です。高く設定することでスウィープする周波数レンジが広がり、より強いフェイズシフトエフェクトとなります。

[GEN 1/PED SWEEP]:フェイザーAのモジュレーションソースの選択です。GEN 1ポジションに設定するとフェイザーAのモジュレーションをスウィープジェネレーター1で操作します。PEDポジションでは、CV PEDALソケットに接続したエクスプレッションペダル、またはCVシグナルでモジュレーションをマニュアルコントロールします。

・PHASOR Bセクション
[FEEDBACK] :フェイザーのフィードバック(リジェネレーション)を設定します。反時計回り最小のセッティングから時計回りにまわしていくと、フェイズシフトされたシグナルがより多くなり、エフェクト自体のかかりも強くなります。フィードバックを少なく設定するとヴィブラート的なエフェクトになります。

[DEPTH]:モジュレーションソースでスウィープする周波数レンジの調整です。高く設定することでスウィープする周波数レンジが広がり、より強いフェイズシフトエフェクトとなります。

[SWEEP] :スウィープソースを3種類から選択できるロータリースイッチです。PHASOR 1セクションの[GEN 1/PED SWEEP]スイッチに似ていますが、さらにGEN 2の選択が追加されています。GEN 1ポジションに設定するとフェイザーBのモジュレーションをスウィープジェネレーター1で操作します。PEDポジションでは、CV PEDALソケットに接続したエクスプレッションペダル、またはCVシグナルでモジュレーションをマニュアルコントロールします。GEN 2ポジションでは、スウィープジェネレーター2で操作します。PHASOR AとPHASOR Bセクションで同じスウィープソースを選択すれば、2つのフェイザーをシンクロさせることができます。

[NORM / REV SYNC]:フェイザーのスウィープを反転させることのできるスイッチです。特にステレオフェイジングエフェクトで、2つのフェイザーをGEN 1のスウィープソースで動作させた時にはこのスイッチが有効です。

[PHASOR B INPUT] :3ポジションのロータリースイッチで、インプットシグナルのオプションを設定します。
IN Aポジションでは、PHASOR AのINPUTから入力されたインプットシグナルはフェイザーAとBに分けられ、それぞれに入力されます。出力はPHASOR AとBそれぞれのOUTPUTからステレオでアウトプットされます。
OUT Aポジションでは、PHASOR AのINPUTから入力されたインプットシグナルはまずPHASOR Aセクションを通り、その後PHASOR Bセクションを通ってPHASOR BのOUTPUTから出力されます。
IN BポジションではPHASOR AとPHASOR Bを独立して使用できます。それぞれのINPUTから入力されたシグナルは各セクションを通り、それぞれのOUTPUTから出力されます。アンプのインプットとエフェクトループや、間に別のエフェクトを入れたい時などに有効です。


●外部エクスプレッションペダル/CVコントロール
Pi-Phase mk2のCV PEDALソケットにはエクスプレッションペダルやCVシグナルソースを接続することができます。これらのソースが接続されると、SWEEP GENERATOR 1のRATE([MAN/PED]がPEDポジションの時)、およびPHASOR Aのマニュアルスウィープ([GEN 1/PED SWEEP]がPED SWEEPポジションの時)、またPHASOR Bのマニュアルスウィープ([SWEEP] スイッチがPEDポジションの時)をコントロールできます。これらのコントロールは複数を1つのペダルに割り当てることもできます。
また、モジュラーシンセやモジュレーションエフェクト、CVペダルなどからのCVシグナルで同様のコントロールも可能です。対応するCVシグナルは0-5Vでステレオケーブルを使用し、Ringがグラウンドに接続、TipがCVに接続されているタイプです。


●1台の楽器と1台のアンプでPi-Phase mk2を使う

楽器側のケーブルをPHASER AのINPUTに接続し、アンプ側のケーブルをPHASOR BのOUTPUTに接続します。上の画像のようにセッティングすれば、PHASOR AとPHASOR Bをスウィープジェネレーター1でコントロールし、12ステージフェイザーとしてお使いいただけます。PHASOR AとBのDEPTH、FEEDBACKを低く設定すれば薄いフェイザートーンを作ることもできます。

PHASOR Aにスウィープジェネレーター1を、PHASOR Bにスウィープジェネレーター2を割り当てる場合、上記のセッティングや、クイックスタートにある“MIKE'S MADNESS"セッティングを参考にしてみてください。PHASOR AとBそれぞれをONにすると違ったフェイザーとなり、両方をONにすると2種類のフェイザーが重なるトーンとなります。

●Pi-Phase mk2を1台の楽器と2台のアンプで使用する

Pi-Phase mk2をステレオアウトで使用する場合、まず楽器側のケーブルをPHASOR Aのインプットに接続し、メインアウトをPHASOR BのOUTPUT、セカンドアンプをPHASOR AのOUTPUTに接続します。この時、上の画像のようにPi-Phase mk2を設定してみてください。
2つのアンプから出る音は、それぞれかなり違ったものになります。各チャンネルのFEEDBACKとDEPTHを低くすれば、かかりを薄くすることができます。また、SWEEP GENERATOR 1セクションのSHAPEをスクエアウェーブに設定すると、フェイザーサウンドが左右のステレオ間でジャンプするような音色となります。
例えばシンセサイザーのストリングスやシンバルトラックに使用する場合、各チャンネルのFEEDBACKを最小に、DEPTHを低く設定してみてください。ステレオのイメージを対称とする場合、各チャンネルのFEEDBACKとDEPTHは同じ値に設定してください。


●2台の楽器、2台のアンプをPi-Phase mk2で使用する
Pi-Phase mk2は、2つの別パートの楽器に使うことが出来ます。このモードではPHASOR AとPHASOR BそれぞれのINPUTに別の楽器を接続し、それぞれのOUTPUTから別のアンプに接続します。そして、[PHASOR B INPUT] スイッチをIN Bに設定します。
この時、モジュレーションソースは個別に設定することも、共通とする(PHASOR AとBそれぞれをスウィープジェネレーター1やペダルで操作する)こともできます。

また、ギターやベースなどでPHASOR AとPHASOR Bの間に別のエフェクターを接続したり、PHASOR Aをアンプの前、PHASOR Bをアンプのエフェクトループに接続するような場合も、この設定を使用してください。


シンセサイザーやドラムマシン、その他ラインレベルの楽器にPi-Phase mk2を使用する
Pi-Phase mk2は、主にギターやベース向けに作られていますが、他のオーディオソースにもご使用いただけます。オーディオプロセッシングセクションは±15VDCで駆動しているため、約25VRMSのシグナルレンジを実現します。これはミキサーやシンセサイザー、ドラムマシンなどからのオーディオシグナルにもクリッピングや歪みを起こすことなくご使用いただけます。

SPECIFICATIONS
Size: 50mm (H) x 188mm (W) x 122mm (D)
Weight: 0.75kg
Power Supply (not included): 16VAC with minimum 500ma, 2.1mm barrel plug

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