wattson fx "SUPERFUZZ"について。

 ここのところ二日もペダルの情報から遠ざかってしまいました、
すいません。新作はバンバン入荷する予定ですし、ZTの続報なども
告知せねば、という感じなのですが、どうしても皆さんにお伝えしたくて
この記事を書かせていただきます。
 私の大好きなブランドの一つにWattson fxというブランドがあります。
あのSHINEIのスーパーファズをこれでもかとまでに再現したあのファズで
一躍人気ブランドとなりました。
 このブランドの特色は他のブランドとかけ離れています。
いわゆる、ブティックペダルファン、というよりも往年の
ビンテージサウンドファンの皆様に支持をいただいたブランドだということ、
そして、ファンが熱狂的だということ。
中には、あまりにすばらしいので二個欲しい、という方もいたり、
熱烈なファンレターまで届くほどの盛況ぶりでした。 
日本から届いたレターの一部を紹介します。
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・・・・・さてそのwattsonsuperfuzzですが,コレホントいいです。昔持ってたteisco TF-1よりもバランスの良いパワフルな音で、クリップ感も全然違う!あのじゃじゃ馬には散々悩まされて(ドンシャリ過ぎる・高域がキツイ・ハウリングがひどい・ギターのボリューム下げても音量が下がるだけetc)、そのうち売ってしまったのですが。(いま思うとあれはあれで個性ともいえますが)でもwattsonの方が弾いててとても気持ちがいい。反応もホットな感じがします。 日本人の感性から生み出された、繊細でエモーショナルでノイジーだけど、でもどこか静けさを感じさせるような音。日本が世界に誇るファズだーッ・・・と勝手に思っていますが復刻してくれたのは外国の人ですね。見た目まで拘って作ったのはこのファズが本当に好きだからだと思います。音からインスパイアされた心意気のようなものを感じ・・・・・
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というようなメールをいただいたり、本当にうれしい限りです。
(翻訳して転送してます。)



さてここで、お伝えしなければなりません。
実はこのWattson fxのSUPERFUZZ、ここ数ヶ月の間
入荷がありません。決して私が発注をサボっていたわけでは
ありません。
真実を言いますと、SHINEIではないある別のブランドに商標を侵害されたとして
係争中でした。
この数ヶ月間話し合いを続け、ようやく和解に達し
無事再販にこぎ着けました。
次回入荷は9月になる予定です。
製作者自体はもう半ばやめる気でいたようです。
なにしろ本業を持ちながら、空いた時間での作業です。
さらに、儲かるシステムではありません。
ケースだってオリジナルです。普通のケースと比べ
段違いに高いです。それをあの値段で販売しています。
普通に考えれば労力のみが奪われていく状態です。
しかし彼はブランドを継続する覚悟を決めました。
もちろんあのサウンドを愛しているから、ですし
本当に多くのファンレターが彼の心を動かしたようです。
いずれにせよ第二章がもうすぐ始まりそうです。
期待しましょう!
(少し熱く書きすぎました、すいません。
次回は少しゆるめにPhantom fxさんとの
世間話でも載せてみようかと思います。)