不定期連載〜ビルダーズルームからこんにちわ〜Phantom fx編

名前、こんな感じかな?
あまりに不定期で名前も忘れましたが
お待たせしました!
Phantom fxさんの作成風景がようやっと
到着しました!!



毎日こんな感じで作業をしているとのこと。
話によると駄菓子を食べながら作業をするのが
最近のスタイルとのことでした。
散らかっていると言ってもなんかおしゃれな作業スペースですね・・・

Phantom fxの近況。

あまり、このブログでは書きませんが、
Phantom fxの戸高さんとよく電話でお話します。
毎日に近いかも。
ほとんどがマニアック過ぎてここに載せれない
レベルの話なんですが(パーツの定数とか。)
とりあえず、着々とRUINSが完成に近づいているようです。
最初のデモを見せていただきましたが
いやあ、かっこいい!!
今回は絶対に音で勝負したいとのことで
ここでは載せない事にします。
こうご期待!
あ、あとベースファズも出そうかどうか迷っているようです。
欲しいと思う方、是非Phantom fxのブログにコメントどうぞ!

Phantom fx GHOST DANCE!!!



GHOST DANCE!!

非常にレアだと思います。
研究用に作ったディレイを譲っていただきました。
とりあえずのところ、商品化の予定は無いとの事です。
明日終わるオークションにしてみました。
よろしくお願いいたします。

Phantom fx インタビュー敢行!!

※写真は転載禁止です。

現在こんな感じの戸高氏。
昨日は東京でライブ後、今日は京都でライブという
超多忙の戸高氏と電話でお話をしました。
異常な忙しさの中、貴重なお話を聞けたので
こちらで紹介させていただきたいと思います。
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Q1、今後の販売プランを教えてください。


戸高:fuzzとディストーションを発表します。…といっても、どちらもOverdriveからブースターまでカバーできる守備範囲の広いものです。語弊があるようですが、触ればわかります。


あとは個人的に、ヘンドリクスやSRV、ロベンフォードをイメージしたペダルが溢れ過ぎて居ると思っているので、僕は僕の感性でオリジナルだなぁ、と思える様なアーティストに…敬意を表したペダルを作ってみようかなと考えています。


Q2,最終目標はありますか?

戸:ありません。アーティストである以上、それが尽きてしまうのは有り得ないです。




Q3,他のブランドと比べてここだけは負けない、というのはありますか?


戸:現役でステージに立つプレイヤーである故、その感覚を直に反映したものを作れる事でしょうか。あとは遊び心(笑)



4.Phantom fx以外の好きなブランドはありますか?


戸:BJFE、EQD、skreddy、d.a.m、devi ever 、fullmoon、OKKO、初期Lovepedalなど。沢山あります。


5.今までPhantom fxの商品を買っていただいたお客さんに一言


戸:100%、信じられないくらい感謝しています。述べよと言われたら、日本語おかしくなっちゃいますよ。皆さんとお酒飲みたい(笑)一晩中話したいです。ここはこうで、これはこうなんだって、音出しながらワイワイ楽しみたい。皆エフェクターが死ぬ程好きなんですよね。僕も同じ。僕のペダルを買ってくれて、それだけで胸がいっぱいです。友達になりたい(笑)


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とのことでした。
真摯な姿勢が伝わったでしょうか?
好きなブランドにあげられているもの、
中にはほとんど日本には入っていないものなど
あって、非常に研究熱心なんだなと思いました。
私は商売の関係ですべて知っていますけど、
fullmoonなんて、なんで知ってるんでしょう?
その熱意に頭が下がります。

Phantom fx ピックニューデザイン!

戸高氏は山へギターとハンダごてを
持ってでかけたようで・・。
雪がちらほら降っている場所、
とのことですが果たしてどこなんでしょうね。

転載禁止のため当店の名前が薄く入っています。
ピックのニューデザインをいただきました。
美しく退廃的なデザインになりそうですね。

Phantom fx

最近、あまりにブログの更新が滞っています。
少しちょっとがんばっていつも通り書けるように
ペースを戻していきたいと思います。
さて、メールボックスの整理をしていましたら、
Phantom fxの制作者からの古いメールが出てきました。
今から思い出すと、そうですね。
ちょうど一年くらい前になります。


そのころはもちろんART-SCHOOLのギタリスト戸高さんとしての
つきあいです。
趣味としてエフェクター作ってるんですよね〜とか、
そういう感じのお話をしていました。


ブランド立ち上げ、というより、エフェクターをちょっと
作ってみないか、と言い出したのは私です。
もちろんそれに関しては、今後ブランドとして
などという発展的な話ではなく、全くの限定商品として
みんなが楽しめればいいよね、というような話です。


どういったものがいいのか?
まずはわかりやすい方がいいんじゃないのか?
ということで、第一弾は1ノブファズになりました。
ここまでの提案は私と戸高さんとで話していましたが
ここまでは私が主導的に提案をしていた記憶があります。


ただ、このとき、試作として作っていただいたものが
いまでも記憶にあるのですが、
私たちの公式から言うと大きくはみ出していました。
あり得ない部品を使ってあり得ないサウンドを出していました。
これが、のちの初代サバスになりました。


最初、彼はビルダーではなくミュージシャンでした。
知識、経験は、プロのビルダーに比べると幾分無いかもしれません。
ただ、それがどうした、ということです。
知識が一番あるものが一番いい音を作れるのであれば
膨大な回路図を持っている人が一番いい音を作れるはずです。
膨大な知識を持って感動させるペダルを作ることができない人を
私は何人も知っています。


今回のFOG、そしてKOWLOONも
ちょっとここではいえませんが、作り出すのに
苦難の連続でした。
正直、普通の方なら逃げ出したくなるような
状況から生み出されたものです。
その話はまた一年後にでも話したいと思います。