Pedal Tank BBlue Overdrive Pro レビュー!


当店の新しい試み、TEST RUN販売取扱第1弾!Pedal Tankエフェクターが各種、ついに入荷しました!
Pedal Tankは、タイ王国にてエフェクターを制作しています。
タイでギタープレイヤーとして活動しながら電子工学を学んだ、代表のSongpol Teeramanud氏によって制作されるPedal Tankのエフェクターは、ハイクオリティなサウンドを低価格で実現しています。

さっそく、その実力を試してみたいと思います。まずはオーバードライブペダルの「BBlue Overdrive Pro」から!

BBlue Overdrive Proは、「スタンダードなオーバードライブサウンド」として名高い、TS系の回路を採用しています。
そして、大きな特徴として、オーバードライブサウンドにギターのクリーンサウンドブレンドするクリーンミックス機能を搭載。本体左上に設置されたMIXノブで、クリーンサウンドとドライブサウンドの割合を調整できます。

まず、クリーンミックスは置いておき、オーバードライブサウンドだけで鳴らしてみます。MIXノブを時計回り最大に回せば、オーバードライブのサウンドだけが出力されます。
その状態で音を出してみます。Driveコントロールが12時前後の位置で、歪みの質が変化します。12時前後より低く設定すると、TS系特有のスムーズなクランチサウンドが得られます。BBlue Overdrive Proは、ギターが作り出す音を余すことなく再生できるように設計されているため、ゲインを下げても過剰にミッドレンジだけが強調されることはなく、クリアで弦の震えがつたわってくるような音です。
Driveノブが12時前後の位置を超えると、歪み全体にエッジが立ったようになり、迫力のあるドライブサウンドとなります。1音1音が伸びやかで、それでいて粘り気のあるこの音は、まさに王道のオーバードライブサウンドそのものです。

続いて、ドライブサウンドにクリーンをプラスして行きます。
MIXノブは、センターの位置にクリックがあるタイプを採用しています。その位置から右側に回せばオーバードライブ、左に回せばクリーンサウンドの割合が多くなります。
MIXノブがセンターより右側、オーバードライブサウンドの割合が高い位置にある時は、ドライブサウンドの奥にクリーンサウンドが潜み、歪み全体に芯の通ったような音色となります。バンド内で他のパートと音を出しても、ギターサウンドが潰れず、前に出て行くような音です。

そのままMIXノブを下げ、センターの位置を過ぎてクリーンサウンドの割合を増やします。こうすると今度は、1台のアンプからクリーンサウンドとドライブサウンドが同時に出力されるような、独特の立体的なサウンドとなります。そのままMIXを下げてゆくと、だんだんと「クリーンサウンドの後ろで歪んだ音が鳴っている」ような音を作り出すこともできます。

そして、MIXノブを最小の位置に設定すると、クリーンサウンドだけが出力されます。このとき、LEVELノブを使ってクリーンブーストやボリュームカットができます。MIXノブが最小のときには、DRIVEとTONEのコントロールは無効です。

正直に言います。
これほどとは思っていませんでした。
スタンダードで、強烈に個性的なサウンドというわけではありませんので、派手さはありませんが、弾けば弾くほどにポテンシャルの高さがにじみ出てきて、楽しくて仕方がありませんでした。

ただいま、入荷しています。残りわずかです!お早めに。
 

お買い求めはこちらから!
楽天エフェクター専門店ナインボルト
ナインボルトオフィシャルショップ